初心者プログラマーがすべきこと

初心者のプログラマーがすべきことは、多岐に渡っている。

まずは、自分がメインで使う言語や技術を決定することだ。
これがブレていると、後々困ったことになる。
決め方は色々あるが、やはり自分の作りたい物に適した言語を選ぶべきだろう。
Webアプリが作りたいのに、ゲーム作成向けの言語を選んでも仕方が無い。
会社の都合でやりたい言語や技術を使わせてもらえないということはあるが、そこは関連案件に参画できるように主張すべきで、最悪転職という手もある。
やりたい言語や技術でなければ、モチベーションが上がらず、学習にも身が入らないだろう。

言語の学習を行う上で、座学、つまり書籍を読むことは避けられないが、これにはあまり時間を掛けない方が良い。
結局動かしてみなければ、プログラムというのはどう動くか分からないためだ。
さらっと読み通して、わからなくなったら戻る、ぐらいで良い。
サンプルプログラムを動かして、なんとなく感じがつかめたらあれこれ自分で手を加えたり、デバッグモードで動かしてみて更に理解を深めていく。
ある程度プログラムを動かすのに慣れたら、できるだけ早い段階で有識者や経験者にシステム開発の各工程の説明や、可能なら実際に動いているシステムの概要を教えてもらうと良い。

最初は製造工程だけが視野にあるかも知れないが、システム稼働までにどれだけの作業があるかをなんとなくでも掴んでおくべきだろう。
それだけで、プログラム一つとっても気を配る点が違ってくるはずだ。
また、自分の担当するプログラムがシステムのどの部分にあるかをイメージすることも重要になる。
この認識が無い状態でわずかな仕様の理解で作業を行うと、重大なバグを組み込んでしまうことがあるため注意が必要だ。